ふくしま海ごみ削減プロジェクトでは、いわきFCと連携し「ペットボトル回収機」を作成しました。
これは、福島県のリサイクル率は13.2%、都道府県別でワースト全国2位という課題解決を目的にしていて、いわきFC主催の試合会場やイベント会場と、イオンモールいわき小名浜に新設されたオフィシャルファンショップにこのペットボトル回収機を設置。ここで回収されたペットボトルを原料化し、リサイクルフェルトにアップサイクルし、オリジナルグッズにするという取組みです。
■いよいよ始動!
このペットボトル回収機がお披露目となったのは、11月10日(日)にハワイアンスタジアムいわきで開催されたいわきFCのホームゲーム最終節の会場。存在感のあるボックスにファンの皆さんは興味津々で、ペットボトルを回収していわきFCのグッズに生まれ変わるという声掛けに、積極的にペットボトルを投入していました。この日の会場はチケットが完売するほどの観客で溢れていたため、あっという間に90ℓのごみ袋に7袋分のペットボトルを回収しました。
■オフィシャルショップ常設と、イベント特設で更に回収!
最終節の試合終了後、ペットボトル回収機はイオンモールいわき小名浜の4Fにある、いわきFCオフィシャルファンショップに移動し、11月30日(土)まで常設される予定で、11月16日(土)に開催される「ホームタウン感謝祭in楢葉町」の会場・ならはスカイアリーナ、11月17日(日)に開催される「魂の息吹くファン感謝祭2024」の会場・いわきグリーンベース(21世紀の森公園内)でも回収致します。
このプロジェクトにサポーターが自ら参加することで、環境保全や資源を大切にする気持ちが醸成され、ポイ捨てを少なくし、海洋ごみ削減につながると考えています。今回のプロジェクトで回収されたペットボトルは、いわきFCオリジナルグッズ「コードクリップ」の一部に利用され、来年のホーム開幕戦で限定配布される予定です。サポーターにとっても楽しみなプロジェクトとなっています。
福島県のリサイクル率が低い現状を改善するための取り組みとして、地域全体で環境意識を高め、持続可能な社会を目指していくこのプロジェクトは、スポーツを通じて地域に貢献する取組みとしてぜひたくさんの方に注目していただきたいと思います。