福島県を代表する伝統工芸品の一つ「赤べこ」は会津柳津町が発祥と言われています。
赤べこの歴史は古く、今から約400年前に会津地方に大地震が起きたところへさかのぼります。
その震災により僧舎・民家が倒壊し柳津町も大被害を受けました。その時、どこからともなく赤毛の牛の群れが現れ、木材を運ぶ手助けをしてくれたと言われています。以降、赤毛の牛は忍耐と力強さ、さらには福を運ぶ「赤べこ」として多くの人々に親しまれるようになりました。
今では魔除けの象徴としても会津地方で人気の工芸品となっています。
その柳津町の赤べこの持つ魔除けの力で、海のごみを退治し青く美しい海を取り戻そうという願いを込めた、ふくしま海ごみ削減プロジェクトとのコラボ商品「海べこ」が誕生しました!
この「絵付けキット」は、青一色の本体に、筆と絵の具が付属されています。
ロゴマークにあるCHANGE FOR THE BLUEとは、“これ以上海ごみを出さない”という社会全体の意識を高めるムーブメントを起こすため、産官学民からなる様々なステークホルダーと連携し、海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信するプロジェクトです。
海べこの鮮やかなブルーのボディは、このCHANGE FOR THE BLUEのイメージカラーとなっています。
あなたもこの絵付けキットで、世界に一つしかないオリジナルの海べこを作ってみませんか?
海べこ絵付けキットは「道の駅 会津柳津」にて展示・販売しています。
今後、県産品などを販売しているショップなどでも展開していく予定です。
海洋ごみの中で、街から川を伝って海へ流れ出る量はその中のなんと8割にもなります。私達が住む街からほとんどが流れ出ています。
ポイ捨て防止、ごみの削減や選別など、できることからごみに対する意識を高めていきましょう。