2026年1月17(土)、相馬市の音屋ホールで、福島県内の高校生を対象とした「ふくしまユースシンポジウム」を開催いたしました。

今回のシンポジウムには、日頃から清掃活動などのボランティア活動をしている県内の高校生を中心に、32人が参加。
基調講演、県内の事例紹介、グループによるワークショップという3部構成で開催、「ごみ拾い」だけではない「海ごみゼロ」への道を学び・考えました。
基調講演では三菱鉛筆から講師を迎え、海洋プラスチックを使ったジェットストリーム(ボールペン)を製作する過程や素材循環にまつわるストーリーなどをお話いただきました。

参加者全員に、海洋プラスチックを使ったジェットストリームと、カカオからチョコレートを作る際にでる廃材で作られた「CHOCOPEN(鉛筆)」が全員に配られました。

第2部では県内の事例紹介。
小名浜海星高校雨谷先生に発表していただいた「生分解性ルアー」は、大阪万博の際にも取り上げられ、今後も研究は継続していくとのこと。
いわき市内を中心に活動しているBETTER DAYSの正木里奈さんからは、ご自身のライフスタイルから、誰でも取り組むことができる身近な話題をご紹介いただきました。

いわき市内でスーパーなどを展開するマルトグループの柳井さんからは、「資源回収の取り組み(デポジットによるリサイクル促進)」をお話いただきました。
ランチタイムでの自己紹介や交流をはさみ、午後はグループごとでワークショップです。
2025年10月にいわき駅前で実施したスポGOMI甲子園福島県大会の際、高校生が1時間で拾ったたばこの吸い殻が2,400本にも及び、その事実を踏まえ、なぜポイ捨てが減らないのか?減らすためにはどうしたらよいのか?必要なものは何か?など、実現にむけた具体的なプロジェクト案を検討しました。
グループごとに発表された案はユニークなものから現実的なものまで多岐に渡り、このシンポジウムは、高校生の主体的な学びと、海洋ごみ削減に向けた具体的なアイデア創出につながる有意義な機会となりました。今後は今回のアイデアやプランを自治体・企業に共有する予定で、実効性のある取組みへと発展することが期待されます。




