春の海ごみゼロウィーク2024 県内一斉清掃活動開催!

5月30 日「ごみゼロの日」、6月5日「環境の日」、6月8日「世界海洋デー」の3つの記念日を含む5月30日(土)から 6月9日(日)の期間に開催された『春の海ごみゼロウィーク』。その活動として、ふくしま海ごみ削減プロジェクトは、いわき・郡山で、県内一斉清掃活動を開催いたしました。
【実施概要】
■開催日  2024年6月1日(土)
■開催場所及び開催時間
①郡山市・郡山駅西口及びアーケード街 10:00~11:00
②いわき市・勿来海水浴場周辺       12:00~13:00
■参加人数 400人(郡山市161人、いわき市239人)
■回収したごみの量 可燃ごみ92袋 不燃ごみ45袋

今回は初めて一般の方の参加も募集して開催。
ドレスコードに美しい海の色である「ブルー」、もしくはコスプレで!という呼びかけに、皆さん思い思いの出で立ちで参加してくれました。

郡山エリアでは、飲食店が立ち並ぶ駅前の繁華街で清掃活動を実施。
参加した161人の中で、3分の1を占めていたのが中高生でした。
「自分が住む街を自分たちできれいにしたい」「きれいになることで、笑顔があふれる街になってほしい」。ごみ問題を自分ごととして考え、行動する若者たちの姿が印象的でした。

空き缶やペットボトルのような目立つごみは少ないと感じられた一方で、「たばこの吸い殻」が道端や側溝など、あちこちに捨てられていました。そのため、大人がポイ捨てした「たばこの吸い殻」を子どもたちが拾うという、残念な状況になってしまいました。

そして、239人が参加したいわきエリアでは、全国一斉清掃キャンペーンに合わせた全国生中継に初参加。
妖精のコスチュームを身にまとった福島中央テレビ直川アナウンサーがリポーターとなり、いわきから全国へと海ごみ削減の熱い想いを、国内外の方々に向けて広く伝えることができました。

会場となった勿来海水浴場は地元のサーファーにも愛される場所ということもあり、普段から市民の有志によるごみ拾いが定期的に行われ、比較的美しい砂浜は保たれていますが、海水浴場から一歩外れた周辺の道路には、たばこのポイ捨てや海洋汚染の大きな原因のひとつであるプラスチックごみなどが散見されました。
約1時間の清掃活動を終えて集まったごみの量は、燃えるごみ71袋、燃えないごみ34袋。

清掃活動を終えた参加者からは「たくさんの人がこのような活動を知り参加者が増えればいい」などの声が聞かれました。

また、翌日の6月2日(日)には、福島市でも清掃活動を実施。
プロジェクトからの呼びかけに賛同してくださった団体・企業・学校の皆様など、春の全市一斉清掃の日に合わせて総勢60人が参加!

今回、福島市からの提案で、廃校になった学校などから集めた「バケツ」を利用してごみ拾いを実施したところ、参加者の皆さんからは「風に飛ぶ袋よりも入れやすい」「濡れたゴミを拾った時にトングをバケツのへりに叩いて落とせる」など、使い勝手が良かったとの感想が多数聞かれました。
最後はまとめて分別すれば、ごみ袋の削減にも繋がります!

参加者の皆さん、お疲れ様でした!

この2日間、参加者の皆さんにご協力いただいた清掃活動後のアンケートでは、半数以上の方は「はじめてごみ拾い活動に参加した」と回答。そのうち、96%以上の方が海洋ごみや海の資源についての意識が変わった!と回答しました。そしてなんと、今後もこういった活動に「ぜひ参加したい・できれば参加したい」という回答が100%!これからも中高生など若い世代の皆さんにもぜひ参加して頂けたら嬉しいです。

次回は秋の海ごみゼロウィークに合わせて9月に開催予定です。
皆さんのご参加、ぜひお待ちしております!

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