一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、J2リーグ・いわきFCとのコラボ企画「海ごみゼロDAY」を8月4日（日）に開催しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
今年で5回目となる「海ごみゼロDAY」。
今回は、「海洋ごみ削減を通して、未来へ、福島の豊かな海を残していこう」をテーマに、「いわき花火大会」会場の清掃活動、選手のサイン入りグッズが当たる「チャリティ抽選会」、海洋ごみ問題についての理解を深める「海ごみ削減クイズコーナー」、スタジアムでの「バナーウォーク」を実施。この1日を通して海洋ごみ削減に向けた啓発活動に取り組みました。
8月4日に開催したホームゲームの冠パートナー社「誠和梱枹運輸」をはじめ、いわき市、企業、団体、教育機関など、例年以上に海洋ごみ削減に取り組む皆様と連携したイベントとなりました。
●いわきが誇る花火大会で清掃活動
「海ごみゼロDAY」の前日は、いわきの夏最大のイベント「いわき花火大会」が開催されました。今年で69回を数え、今年も約6万8,000人が来場した、いわきの皆さんが大切にしている夏のイベントです。一方で、花火会場のアクアマリンパークは海に面しており、海洋ごみ発生に直結します。これからもいわきの皆さんが大切にしていく花火大会から、海洋ごみを出してはいけない。そんな思いから、花火大会翌朝に「海ごみゼロDAY」の企画として清掃活動を開催しました。いわきFCサポーターの皆さん、いわきFC U-13の選手や、誠和梱枹運輸の皆さん、いわきサンシャイン拾活クラブの皆さん、昭和産業の皆さんなど、総勢122人で約1時間、清掃活動を行いました。花火の残骸や、食べ物の残骸など、30ℓのごみ袋で燃えるごみ42袋、燃えないごみ9袋、70ℓのごみ袋でペットボトル2袋を回収しました。
●試合会場でも啓発活動
試合会場のハワイアンズスタジアムいわきでも4つの啓発活動を実施しました。
①拾ったごみの展示
午前中の清掃活動で拾ったごみを、誠和梱枹運輸いわきFCラッピングトラックと一緒に
展示しました。清掃活動の会場となったアクアマリンパークからハワイアンズスタジアムいわきまでは誠和梱枹運輸がごみを運搬。運送会社だからこそできる連携した取り組みとなりました。
②チャリティ抽選会
毎年恒例の選手サイン入りグッズが当たるチャリティ抽選会を実施。ブースオープン前からたくさんの方に並んでいただき、大盛況となりました。今回は誠和梱枹運輸×いわきFCのコラボグッズ「お守りキーホルダー」をご提供いただき、
サイン入りグッズだけでなく、この日だけの特別感を感じていただくことができました。お寄せいただきました20万1,100円の浄財は、今後いわき市の海洋ごみ削減活動に繋がるよう寄付させていただきます。
※寄付については改めてご報告申し上げます
③海ごみクイズコーナー
チャリティ抽選会の隣のブースでは、海洋ごみについてたのしく学んでもらおうと、クイズブースも実施しました。
Ｑ：ごみの量が魚の量を上回ると言われているのは何年？？
Ｑ：海のごみは街から何％出ている？？
Ｑ：ごみを減らすために必要な取り組み「３Ｒ」。３つのＲから始まる言葉は何？？
ハーマー＆ドリーも一緒に参加した海ごみブース。
皆さんも答えを考えてみてください！
④バナーウォーク
スタジアムの中でも啓発活動を実施しました。
誠和梱枹運輸の皆さん、磐城一高の皆さん、いわきFCの選手の皆さんと一緒に、3,900人のスタジアムを一周しながら、海洋ごみゼロに向けた気持ちを、サポーターの皆さんと共有しました。
●大切なのはこれからのAction！！
過去最高の皆さんにご参加いただき、いわきFCも2-0で勝利で、海ごみゼロDAYを終えることができました。
大切なのは、これからの「Action」です。
今回、ブースにお越しいただいた皆さんに「My Action」を書いていただきましたので、一部ご紹介させていただきます。
皆さんもこの夏休み、海洋ごみ削減に向けて「My Action」に取り組んでください！
